アント・カーン、レトロ・スタイルのスポーツカーを発表

公開 : 2014.07.12 22:50  更新 : 2017.06.01 02:12

9月に行われるグッドウッド・リバイバルで、アント・カーンはバルケッタと名づけられたレトロ・スタイルの2シーター・スポーツをデビューさせる。

アント・カーンは、カーン・デザインとアント・アンステッドの協業メーカーであり、アント・アンステッドはニッチなメーカーであるアント・アンステッドはエヴァンタ・モーター・カンパニーの代表でもある。

この2シーター・モデルは、DB4GTザガートにもしもオープン・モデルがあったら、という想像のもと作られたモデルであり、チューブラー・スペースフレーム・シャシーには、GM製の6.2ℓのLS3エンジンが搭載される。ボディはカーボン・コンポジット・マテリアルとなる。

ちなみに、このバルケッタは、ジャガーをベースとしたモデルとして、エヴァンタのブランドで2013年から発売が行われている。その価格は£120,000(2,050万円)だ。

このバルケッタには、更にクーペ・モデルも用意される予定だ。そのモデルについてはまだデザイン・ステージにあるとカーン・デザインのアフザル・カーンはコメントしている。

この他、6速オートマティックを持ち、V8エンジンを搭載する長いノーズを持つディフェンダーも開発中だ。これはフライング・ハンツマンという別名が与えられたモデルで、通常のディフェンダーよりも400mm長いノーズを持ち、その下にはGM製の560hpのLS3 6.2ℓV8を収める。すでにそのプロトタイプは、プラッドフォードのHQで完成しているという。

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