武田モーターサービスの武田です。

農家の方向けにJA（農協）で販売されている営農サンバー。といってもオーナー様は農業に使用しているわけではなく、趣味の無線の基地局として活用されている純然たる趣味グルマなんです。

リアエンジンのサンバーはフロントにラジエーターがあり、車体の前後を冷却水が循環するパイプが貫通しています。このクルマは以前に農家で使用されていたときの水の管理が良くなかったようで、このパイプがグサグサに腐食していて、それが原因でオーバーヒートを起こしてしまいました。

そういったこともあり、今回エンジンを降ろしての修理となったわけです。サンバーのエンジン降ろしは昔スバルにいた頃にさんざん経験していますが（当時は二気筒でしたが）、サブフレームごと下側にエンジンが降りるようになっていて、他社の軽トラックに比べると作業性がいいのです。そういえばアルピーヌもこんな作りになっていますね。