ストリートライフの吉野です。

赤いランチア･デルタの外装が白っちゃけてくるというのはお約束の経年変化ですが、長年乗られている間にはいろいろあって部分的な加修もくり返しされているものです。そうするとこのようにパネルごとに色の褪せ具合が異なってきてパッチワーク状態になってしまいます。

こちらはそんなパッチワークな状態のデルタ16V。オーナー様もついに外装のリフレッシュを決意なさいました。各部に長年の間に積み重なった補修塗装の層や細かなキズや凹み、そして窓フチの腐食などがありますので、塗膜をすべて剥いで地金の状態にしてから下地を作り込んでオールペンを行います。

そして仕上がってきたのがこの姿！　窓フチは腐食修理の際にウェザーストリップも新品にしましたので、この通りスッキリと新車のような佇まいに！　コレからも気持ちよく乗っていただけるようになりました。