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フェラーリ・カリフォルニア エンジンチェックランプ点灯 ガソリンの燃えカスでポートが塞がる


こんにちは、Jスクエアの永井です。
フェラーリ・カリフォルニアのオーナー様より、
「エンジンの振動があり、調子が悪い」とのことで修理をご依頼いただきました。
 
 

診断

▼故障コード


P2442 二次エアインジェクションシステムスイッチングバルブが閉じたままになっている
P0492 二次空気噴射システムの不十分な流れ-低入力

診断機に表示された関連箇所をチェックします。
 
 

修理


アンダーカバー、インナーフェンダーを外し、
 


フロントメンバーを外します。
 


続いて左右バンクのエキゾーストマニホールドを外します。
 


こちらが外れたエキゾーストマニホールドです。
 
▼こちらが問題のエンジン側です。原因が見えてきました。


ガソリンの燃えカスが付着してポートを塞いでいます。
そのため2次空気バルブからのエアーが排気ポートに流れなくなり、
エンジントラブルを起こしていました。
 
 

ガソリンの燃えカスを取り除く


ポートを塞いでいるガソリンの燃えカスをドリルで取り除きます。
 


2次空気バルブからのエアーが流れる穴も貫通して正常に作動します。
 


燃えカスも除去して、ポート全体をキレイにします。
 


これで2次空気バルブからのエアーが通るようになりました。
 
 

直噴エンジンならではの特徴

直噴エンジンは
 ・高パワー(高い圧縮比による)
 ・低燃費
といったメリットがありますが、デメリットもあります。

それは・・・
一般のエンジンに比べ、シリンダー内にガソリンの燃えカスが溜まりやすい
という特徴です。
燃えカスが燃料噴射ノズルに付着 → 適正な燃料噴射ができない → 燃えカスが発生
という悪循環に陥ります。


そして、『エンスト・不安定なアイドリング・異常な黒煙・不安定なエンジン音・出力の低下・燃費の悪化』
といった症状を引き起こします。

今回のお車も長年蓄積された燃えカスが、2次空気バルブからのエアーが送り込まれるはずの
穴を塞ぎ、エンジンの不調を引き起こしていました。
 
予防策としては
 ・給油次に毎回、ガソリン添加剤を入れる(入れないよりはマシ?)
 ・アクセルを開けられないような渋滞路は走らない
 ・カスが溜まらないよう、アクセルを全開付近まで踏み込む(サーキットでなければ無理)

といったような乗り方をすればある程度防ぐことができますが、
そもそも日本の道路事情では無理なことです。

結論としては、完璧に予防することはできないので、今回のような作業を
定期的に行う必要があります。

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