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フィアット500ツインエア ハイプレッシャーサクション チューニングパーツの安全マージンについて


フィアット500Cツインエア
調律コンプリートチューニング
先行試作品のハイプレッシャーサクション・チタニウムを装着。
もともとワタクシ個人用として制作を進めていたパーツですが、
趣味人様からのラブコールをいただき、アバルトとツインエア用
各2個づつ追加制作しました。





 
さっそくツインエアへの取り付けにかかったのですが・・・


よくよく見ると、チタンパイピングとフロントメンバーとの
クリアランスが、型取りを行ったMT-DRACO号と比較すると
かなり接近している状態です。


4気筒エンジンならば充分に許容範囲といえるのですが、
ツインエアは振動の大きな2気筒エンジン。
これまでもスポーツサクションの遮熱プレートのクラックや
取り付けネジの緩み、さらにはゴムダンパーへの熱の影響等々・・・
いずれもエンジン本体の振動が要注意項目です。
 


ちなみに695ビポスト純正の樹脂製サクションパイプの場合は


パイプ自体の形状が効率を下げてでもしっかりとクリアランスが
取られています。
下側の方でセンサーとのクリアランスは少しきわどいですが・・・

あくまでも一般論ですが、パフォーマンスアップのチューニングとは
そもそも純正パーツの安全マージンをどこまで削るかで
性能も含めて変わってきます。
今回のスロットルサクションのパイピングに関しては
純正品では安全マージン確保のために極端に絞り込んでいる部分があります。

パフォーマンスアップを重視しながら、アバルト用とツインエア用では
マージンの削り代に関しては同じではなく、知識と経験、そして実走試験によって
仕様を決定しています。
今回は試作2個目ですが、少なくとも初期型と現行のフェイズ4では
異なる仕様を検討する必要があるかも知れません。
 



ハイプレッシャーサクション・チタニウム
現状ではアバルトはIHIタービン用、
ツインエアはフェイズ3までの対応とお考えください。
フェイズ4車はへの対応は現在のところ未定とさせたいただきます。

アルミ仕様に関しては、今月下旬リリース予定で
準備中です。
 
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Mobile 080-6689-9950

MT-DRACO(エムティ・ドラコ)

神奈川県小田原市成田50-21
営業時間 10:00〜20:00
定休日 月曜日
TEL : 080-6689-9950
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