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フィアット500ツインエア メンテナンス入庫 転ばぬ先の杖でオイルキャッチタンク装着


こんにちは、MT-DRACOの高田です。
先月アルミ製ハイプレッシャーサクションを装着した
フィアット500ツインエアの趣味人様。
アイドリング時にポコポコ音がするということでトライバルオートさんに入庫。
その他にも高回転時からの吹け下がり時に、足まわり? からのビビり音がある
とのご相談もあり、それらも含めての確認作業。

音の問題というのは原因追及に思いのほか手間がかかるものでして
丸3日ほどかけてあれやこれやと探っていきました。
最終的にインタークーラーのサージタンク内にブローバイの戻りオイルが
溜まっているのを発見。一通りクリーンアップして納車しました。
 
 

その後、3,000kmほど走って、ほぼ同様の症状が出ているとのことで
今回、再入庫となりました。

エンジン周りの健康状態などをチェック。
圧縮が落ちている? オイル上がりか下がりか? 点火系の劣化?
現状では特に大きな問題点は見られませんでしたが、
転ばぬ先の杖として、汎用のオイルキャッチタンクを装着しました。



エンジンルーム内のスペース的制約があるので、600ccのタンクを設置。
できれば最低でも1,000cc以上の容量は欲しかったのですが・・・
 
 
高回転からのアクセルオフでの干渉音は足まわりではなく、
ハイプレッシャーサクションの一部分とフロントメンバーと微妙に接近している部分に
音止めのゴムスポンジを貼り付けることで解消。


アバルト、ツインエア用でハイプレッシャーサクションは
すでに十数台ほど装着していますが、恐らくはある程度距離の伸びている場合は
ブローバイガスの排出量が若干増えてくると思われます。

あくまでも目安ですが、5万キロ以上走破している場合、
各マウント類の劣化や破損、ウォーターポンプの水漏れ、
そしてブローバイガスの増加などが起こってくるので、
メンテナンスや対策を考えた方が良いでしょう。

走行距離の伸びている方は、オイルキャッチタンクの装着も
ひとつの選択肢かも知れません。
今後、ご要望が多いようでしたら、もう少し大容量の
キャッチタンクの製作も検討したいと思います。


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