ミナーバです。
　
アルファ・ロメオ・ジュリエッタは、デュアルクラッチ・トランスミッション（DCT）の
アルファTCTの警告灯が点灯したということで
お問い合わせいただき、積載車に載って入庫されました。
　
点検してみますと、どうも油圧まわりの動きがおかしい。
ポンプが回りっぱなしで、油圧が上がってきません。

ジュリエッタのDCTの油圧制御は、ポンプリレーではなく
パワートランジスタで行っているのですが、
シフトコントロールユニットを分解してみると
中のパワートランジスタが燃えていました。
大電流が流れる回路が燃えるのは、
まぁ、ほかのモデルでも見られるトラブルですね。

ちなみにユニットは左ヘッドライトの奥あたりにあります。
初めて来店されたクルマですので、今までの整備状況は不明ですが
シフトコントロールユニットを交換して
様子を見ていただくことにしました。