マツダ、マレーシアに生産拠点を設立

2012.07.13

マツダは、マレーシアにおけるブランド構築と、ビジネスのさらなる発展を目的に、同国におけるマツダ車の販売統括会社であるベルマツモーター社と、今年中の合弁生産・販売会社設立に向けて、協議を開始することで合意した。

この新しい合弁会社のもと、2013年前半から同国向けのマツダ CX-5の現地組立を開始する予定だという。なお、現地組立するCX-5の年間目標生産台数は3,000台を計画している。

マツダの山内孝代表取締役会長 社長兼CEOは、「マレーシアでのマツダ車の販売台数はベルマツとビジネスを開始した2008年以来、順調に伸びており、昨年度は約6,000台、シェアは1%と過去最高を達成しました。2011年1月に開始した『Mazda3』の現地組立も順調に進んでおり、マツダにとって、さらなる発展が期待される重要な市場です。今般、ベルマツと合弁生産・販売会社の設立を前提とした協議を開始することは、マツダとして同国市場にしっかりと根ざしてビジネスを展開していく意志を示すことになります。マツダは新興国ビジネスに一層注力し、ビジネスの反転攻勢を着実なものにしていきます」とコメントしている。

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