ベントレー、2シーターGTをジュネーブで発表か

公開 : 2015.02.18 22:45  更新 : 2017.06.01 02:11

アストン・マーティンやフェラーリと真っ向から対抗する2シーター・スポーツGTを、ベントレーが来月のジュネーブ・モーターショーで発表する。

エンジンは、他のベントレーにも使用されているアウディ製の4.0ℓツイン・ターボV8をベースに、よりパワー・アップしたものが搭載される模様。CEO、ウルフガング・デュルハイマーによれば、このモデルは、ベントレーの可能性を試す役目もあるようだ。AUTOCARは、この新しい2シーターGTがコンティネンタルGTの下のポジションに位置するモデルではなく、それとは別のサイドのモデルであると理解している。クルーのメーカーに5つめのポートフォリオをもたらすモデルとも考えられる。

もうすぐデビューするSUVモデル、ベンテイガと共に、ベントレーの年間生産台数を12,000台から30,000台まで増やすためにも重要なモデルとなろう。ベースとなるのは、フォルクスワーゲンのMSBフレキシブル・アーキテクチャーを採用することとなる。

フロント・ミドシップ・レイアウト、リア・ドライブとなるこの新しい2シーター・スポーツだが、現実問題としては、ベントレーはベンテイガのための生産ラインを整えるのに現時点では必死であり、2018年より前に生産にかかることはないだろう。

ベントレーにはジュネーブ・モーターショーでコンセプト・モデルを発表するのが定例だ。3年前にはベンテイガを発表している。また、1994年にはジャバとネーミングされた小型のコンバーチブルを発表している。

おすすめ記事