スズキ、バンコク国際モーターショーでシアズを発表

公開 : 2015.03.24 22:10  更新 : 2017.06.01 02:10

スズキは、3月23日からタイ・バンコクで開催されているバンコク国際モーターショーにて、シアズを発表した。

このシアズは、流麗で上質なスタイリング、広く快適な室内空間、低燃費と優れた走行性能の両立、高い安全性能など、セダンに求められる全ての要素を高い次元で融合させた本格セダンとスズキはコメントしており、今年6月よりスズキのタイ子会社であるスズキ・モーター・タイランド社にて生産が開始される予定だ。

スズキ・モーター・タイランドのラヨーン工場では、2012年にスイフト、2014年にセレリオの生産を開始しており、シアズはこれに次ぐ3車種目となる。

ちなみに、このシアズは、スズキのインド子会社マルチ・スズキ社が2014年10月より、また中国の合弁企業である重慶長安鈴木汽車有限公司が同12月よりアリビオのネーミングで販売開始しているモデルで、タイは生産拠点としては3番目となる。

3月24日に行われた記者発表会において、スズキの鈴木俊宏副社長は「スズキの海外販売の約10%を占めるアセアン地域は非常に重要な戦略的地域であり、ラヨーン工場で生産されるモデルはアセアン各国や欧州に輸出されるなど、タイはスズキのグローバルビジネスにおける重要な拠点となっている。今後も走行性能や使い勝手の良いパッケージングに磨きをかけた商品をここタイで生産し、お客様の期待を超える価値を提供していく。」とコメントしている。

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