ボルボXC90プラグイン・ハイブリッドのCO2排出量は49g/kmに

公開 : 2015.04.21 21:20  更新 : 2017.06.01 02:10

情報筋によると、今秋から組み立てがはじまるボルボXC90 T8ツイン・エンジン・プラグイン・ハイブリッドのCO2排出量は現時点の公表値である59g/kmではなく49g/kmまで削減されるとのこと。したがって燃料消費率も59.1km/ℓに及ぶのではないだろうかと予想されている。

製品化を目前に控えた今もなお改良をすすめるボルボではあるが、なかなかプラグイン・ハイブリッドに関する数値を明らかにしたがらないのは、アウディQ7 e-トロン・クアトロ・プラグイン・ハイブリッドの存在があるからだろう。

Q7 e-トロンは今年の終わりごろからの販売開始予定で、こちらのCO2排出量は50g/km、燃料消費率は58.8km/ℓとされている。

Q7 e-トロンは3.0ℓ V6コモンレール・ディーゼルと電気モーターを組み合わせており、前者は258psと61.1kg-mを、後者は128psと35.7kg-mを発揮する。合わせて373ps/52.7kg-mとなっており(アウディいわく十分な数値)、0-100km/hタイムは6.0秒、最高速度は225km/hとされている。電気のみの航続距離は362kmだ。

対するXC90 T8ツイン・エンジン・プラグイン・ハイブリッドは、318psと40.8kg-mの2.0ℓ 4気筒エンジンと、82psと24.4kg-mの電気モーターを組み合わせる。0-100km/hタイムは5.9秒、電気のみの航続距離は38.6kmとなる。

XC90 T8に関する正式な数値は今後7日間のうちに公開される予定だ。

▶ オート上海 2015

関連テーマ

おすすめ記事

 

ボルボ XC90の人気画像