トヨタ・サイを一部改良し、特別仕様車を追加

2015.05.11

トヨタは、ハイブリッド専用車、サイを一部改良するとともに、特別仕様車Gヴィオラを設定し発売した。

今回の一部改良では、世界初となるスーパーUV400カットガラスを全車のフロント・ドアに採用した。これは、99%以上カットできる紫外線の波長上限を400nm(従来型:380nm)に向上したもの。また、洗車などによる小さなすり傷を自己修復するクリア塗装、セルフ・リストアリング・コートを全外板色に採用したほか、ヒルスタート・アシスト・コントロールに坂道を感知する機能を追加し、車両のずり落ちを緩和する性能を強化している。

さらに、剛性を高めたボディをベースに、サスペンションのチューニングやステアリング・ギア比を変更することで、操舵時の車両応答性を高め、優れた操縦安定性を実現した。加えて、ライセンス・ランプに白色LEDを採用している。

このほか、T-コネクト SDナビゲーションシステムを採用。音声対話と経路の先読みでドライブをサポートする “エージェント”、ナビゲーションにアプリケーションソフトを追加できる “アップス”、安心・安全サービスを中心とした “オンラインケア” など多彩なサービスを提供している。

特別仕様車Gヴィオラ(写真中・下)は、Gをベースに、専用色ダーク・バイオレットをシート表皮(ファブリック/合皮)など内装の各所に採用したほか、外板色に特別設定色スパークリング・ブラックパール・クリスタルシャイン(オプション)を含む全4色を設定した。これに加え、快適温熱シート(前席)、スカッフ・イルミネーション(前席)などを特別装備している。

価格は、サイが3,303,818円から4,339,637円。Gヴィオラは3,996,982円。

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