2009年のアレーゼ工場が廃棄されたのと同時に閉館されていたアルファ・ロメオ・ミュージアムが再開された。La macchina del tempo – Museo storico Alfa Romeo (タイムマシン – アルファ・ロメオ歴史博物館) とネーミングされたミュージアムは、アルファ・ロメオの105年間の歴史を収録したものだ。
建築家、ベネディット・カメナラが2013年の後半に新しい博物館の設計を依頼されたもので、このほど、それが完成したことになる。
フロアは3階。それぞれにテーマがある。タイムラインはアルファの年代を代表するロードモデルの展示。ビューティは、コーチビルダー、デザイン・スタジオによる車輌と、そしてコンセプト・モデルの展示。そして、スピードは歴代のレーシング・モデルを展示したフロアだ。
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69台のクルマが、タイムライン、ビューティ、スピードの3フロアにわたって展示される。
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1911年の15HPの後を次ぐ2.4ℓユニットを積んだ24HP。
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RLは第一次世界大戦後最初のモデル。このスーパースポーツは1925年製。
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1910年のA.L.F.A 24HP。4ℓエンジンを搭載し100km/hの最高速を誇った。
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1935年の6C2300B。最も有名なグランド・ツアラーの1台。
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第二次世界大戦後、最初のモデルとなった6C2500フレッシア・ドロ。
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2600は1960年代のフラッグシップ・モデルだ。
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1962年に登場した
ジュリア。軽量でパワフルで、この時代の最もハンサムなクルマだ。
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タイムライン・セクションには有名なロード・モデルが展示される。
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1970年代のスター達。モントリオール、アルファスッド、そしてアルフェッタ。
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FWDモデルで、商業的にも最も成功したアルファスッド。
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75、164、156、そして8C。
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1900 C52ディスコボランテ。アルファの中でも有名な1台。
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1914年のA.L.F.A. 40/60HP エアロダイナミカ・プロトタイプ。実験モデルだ。
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アルファ・カラボ。1968年のパリ・モーターショーに登場したベルトーネの手によるプロトタイプ。
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1969年のラグナ。ジウジアーロのデザイン。
フェラーリにインスパイアされた1969年の33/2クーペ・スペチアーレ。ピニンファリーナ・デザイン。
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1996年のヌヴォラ・コンセプト。デザインはワルター・ダ・シルヴァ。
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コーチビルダーの手によるアルファ達。ビューティ・セクションに展示される。
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8Cをベースにツーリングが架装した8C2900Bルンゴ。
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スピード・セクションには158、159を始め歴代F1マシンも展示。
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ニーノ・ファリーナが1950年に初めてF1での勝利をもたらし、1951年にファン・マニュエル・ファンジオが年間チャンピオンをもたらした。
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ティーポ33ストラダーレ・プロトタイプ。1967年製。
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アルファは異なるジャンルで5回のワールド・チャンピオンを獲得している。
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ル・マンでは4回、そしてミッレ・ミリアでは11回、タルガ・フローリオでは10回チャンピオンを獲得。