ルノー、コンストラクターとしてF1に復帰

公開 : 2015.09.29 22:30  更新 : 2017.06.01 02:04

ルノーは、財政難に喘ぐロータスF1チームを買収し、来年のF1よりファクトリー・チームとして参戦すると発表した。

ルノーからの短いステートメントには、「ロータスのオーナーであるジェニー・キャピタルと合意し、2016年シーズンから活動をお行うための第一歩を刻んだ。」としている。また、「ルノーとジェニー・キャピタルは、すべての条件を詰め、利害関係者に納得してもらうために、この数週間にわたって協力をしていく。」とした。

レッドブルとエンジン・サプライヤーとしての契約は後1年残っているが、共に数カ月前からその契約を破棄することを求めている。

レッドブルのクリスチャン・ホーナーは、2016年シーズンにどのエンジンを使用するかは決めていないが、現時点ではフェラーリの可能性が高い。

ロータスは財政難で、少なくとも£2,700,000(4.9億円)の負債を抱えている。支払いが遅れているために、鈴鹿サーキットではホスピタリティ・ブースの使用もできなかった。

ルノーは過去38年間F1に関係してきた。それはコンストラクター・チームの立場であったり、エンジン・サプライヤーの立場であったりだ。直近ではチームとして2005年、2006年の2年間、フェルナンド・アロンソがF1タイトルを獲得している。

おすすめ記事

 

自動車ニュースの人気画像