ドイツ検察局、ウィンターコルンを詐欺容疑で立件か

公開 : 2015.09.29 22:20  更新 : 2017.06.01 02:04

ドイツの検察局は、一連のエミッション・スキャンダルで、前フォルクスワーゲンCEOであるマーティン・ウィンターコルンの調査を開始した。検察局によれば、その容疑は「操作されたエミッション・データでクルマの販売を行った詐欺容疑」だという。

ドイツでは誰でもが問題があれば起訴を要求できる。既に先週、いくつかの要求があり、検察はこれに基いて正式な調査を開始するかどうかを決定する。

また、レポートによれば、アウディのR&D責任者、ウルリク・ハッケンベルグ、VWのR&D責任者、ハインツ・ヤコブ・ノイサー、そしてポルシェのR&D責任者であり取締役である、ウルフガンツ・ハッツなどといったフォルクスワーゲンのエクゼクティブが会社を去ると噂されている。

ハッケンベルグはフォルクスワーゲン・グループの取締役を長い間務め、アウディの開発の責任者でもあった。

ハッツは、ポルシェのR&Dの責任者というだけでなく、フォルクスワーゲン・グループのエンジンとトランスミッションのR&D責任者でもあった。

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