マツダ・デザイン展示、東京ミッドタウンではじまる

2015.10.17

デザイン言語という言葉には2面性がある。

デザインという感覚的な行為にすじ道を与えることで、共通性をもたせる一面。もうひとつは、デザインをロジカルに組み立てることで、枠をこえたアイデアが埋もれてしまう一面。

その点、ドイツのデザイン・コンテストが、「マツダの “魂動” テーマは、デザイン言語を規定しないことで、つねにデザイナー・ティームに新しい提案を奨励した。このことがラインナップそれぞれの個性を際立たせている」と、マツダを表彰したのは興味深い。

東京都の東京ミッドタウンではじまったマツダ・デザイン展示をのぞいてきた。今年は2台のモデルと2つのアート作品をメインに飾っている。

CX-3の後ろにソファ・バイ・魂動コンセプトという、CX-3をもとにデザインしたソファ。ロードスターの傍らには、バイク・バイ・魂動コンセプトというロードスターの躍動感を表現した自転車。いずれもマツダのデザイナーが手をかけている。

おすすめは、少し離れたところから、クルマとそのアート作品を交互に眺めること。マツダは、魂動デザインのなかに、日本独自の美意識、“無駄を極力そぎ落とす凝縮のダイナミズム” を盛り込んでいる。

2つを見比べると、動物のような生命感とか、研ぎ澄ましていく美学とか、デザイン言語とは違う要素で通じ合っているのを見つけられる。

わたしの場合、「自転車のフレームは、ロードスターのモデリング担当が鉄板から叩き出したもの」と聞き、クロモリではなく鉄板にこだわるなんて、鉄の見せ方や特性に通じたモデラーのバックボーンがあってこその発想だと感じた。皆さまの目にはどう映るだろうか。

開催期間は10月25日まで。詳細は下記イベントサイトでご確認を。


This is Mazda Design. CAR as ART イベントサイト:
http://www.tokyo-midtown.com/jp/designtouch/2015/entry/entry07.html

 
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