308 MEETING 10th 2015

2015.10.18

text & photo:Club308事務局

 
2006年に始まった308ミーティングも、今回で記念すべき10回目を迎えました。一昨年の308ミーティングは雨に祟られてしまったこともあり、そのリベンジで今回も「ノリタケの森」を舞台に開催しました。

この会場の魅力は何と言ってもそのロケーションの良さです。所々木立がある芝生広場と赤レンガ倉庫、そしてバックには名古屋駅前の再開発に伴う建設中の高層ビル群。日本中探してもこの素晴らしい景色は、ここにしか無いと思います。それゆえ雑誌の撮影や高級車ディーラーが発表会に使う事はご存知の通りです。

ただし、この場所でミーティングが出来る自動車クラブは多くはありません。担当の方が認めた車種でないと許可が下りないのです。幸い担当者が308の本質と魅力を理解されていたので開催することができました。

さて、ミーティングですが、朝から青空が広がるイベント日和となり、8時の開門と同時に全国各地から308が続々と会場入りしました。一番遠くは広島からの2台で、あとは東京、千葉、静岡、兵庫、大阪、京都、滋賀、富山、石川、そして地元の愛知、岐阜、三重から集まりました。

参加台数は29台を数え、タイプ別の内訳はGTBが21台、GTSが4台、gt4が4台。モデル別ではファイバー6台、スティール・キャブが10台、i が3台、QVが6台、gt4が4台でした。なかでも副会長はDIYでGr.4仕様にラッピングして参加し、ミーティングを盛り上げてくれました。会場のディスプレイは、年式によるモデル別ごと3ブロックに分けて芝生の上へランダムに並べました。

グリーンの上で年式と仕向地で様々な仕様が存在する308を、実車を比べながら見られるのも、ワンモデルのクラブが行う308ミーティングの良さですね。

応援参加(見学組)も加え総勢50名となった参加者をふたつのグループに分けて、ノリタケの森直営のレストラン・キルンにてフレンチのコースランチを頂きました。ランチ後には皆が持ち寄った景品争奪!  恒例のジャンケン大会で盛り上がり、3時過ぎに締めの会を行ったのち、遠方から参加された方から徐々に会場を後にされました。

  • 今回も素晴らしい景観のノリタケの森で開催することができた。

  • こちらのブロックは初期型のFRPボディを備えるタイプが展示された。

  • 奥は新しいモデルと4座の308gt4で、後継モデルのモンディアルtの姿も。

  • 308のペダルカーも特別参加し、本物以上に人気を集めていた。

  • 樹々の間にはクラブ・フラッグが掲げられ、雰囲気を盛り上げた。

  • エンスージァスト垂涎のファイバー・ボディを備える1977年型308GTB。 

  • シルバーの1980年型308GTBはフェラーリ・クラシケ認定済み。

  • こちらは1976年型で極初期型のスティールボディをまとう308GTB。

  • 1982年型308GTBi。珍しいiのGTBでしかも右ハンドルという希少な仕様。

  • ビッグスポイラーが精悍な1985年型308GTB QVはフランス仕様。

  • コーンズ物の1985年型308GTS QV。走行僅か1.4万kmという箱入り車。

  • 副会長はDIYでオリオ・フィアット・カラーのGr.4仕様にラッピング!

  • 今回のミーティングに参加した中で一番年式が古い1974年型308gt4。 

  • オリジナル度が高くシックなダークレッドが似合う1975年型308gt4。

  • ミーティングの最後は参加者全員で記念撮影を行った。また次回に再会を!

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