ジャガー・ランドローバー、インジニウム・エンジンを6気筒まで展開

公開 : 2016.04.19 22:43  更新 : 2017.06.01 01:33

ジャガーランドローバーは、4気筒のガソリンまたはディーゼルのインジニウム・エンジンを展開しているが、現行のV6ユニットに置き換わる、直列6気筒のインジニウム・エンジンを生産する方針のようだ。これはつまり、BMWあるいはBMWのストラテジーと足並みを揃えることも意味する。6気筒インジニウムは1気筒につき500ccという公式を踏襲。インジニウム・レンジには同時に3気筒エンジンの導入の経緯もあり、こちらは1500ccとなろう。

現時点でもフォード・ソースの6気筒エンジンをD7aアーキテクチャーに組みあわせることから、6気筒の投入はさほど難しくないと予想される。現行のV6に比べると可動パーツが少なく、重量も軽い。さらに燃費や製造コストが安く済むというメリットも有る。

インジニウム・エンジンは、すべての駆動方式に適合できるように開発が進められている。ハイブリッド化も視野に入っているのだそうだ。V8がインジニウムの名を冠するかどうかは定かではないが、BMWやメルセデスのように内製化する可能性が極めて高い。

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