アストン マーティン、V8搭載のスーパーカーは2022年登場か

公開 : 2016.08.08 04:40  更新 : 2017.06.01 01:27

アストン マーティンの新たなビジネス計画のクライマックスには、V8ミド・エンジン・スーパーカーの登場が待っていることを同社幹部が明らかにした。

アストン マーティンが掲げる “セカンド・センチュリー・プラン” は、次世代モデルへの切替えを進めるもので、2022年までに毎年1台の新モデルをリリースすると謳っている。そのファイナル・モデルとして登場するのがミド・エンジンのスーパーカーになるのだ。

アストン マーティンのデザインを率いるマレク・レイヒマンは、そのミド・エンジン・モデルが限定車のAM-RB 001よりも「もっとメインストリーム志向」のモデルになるとしている。

レイヒマンは「多くのことをAM-RB 001のプロジェクトで学びました」とも話しており、電気のサポートで912ps以上を発揮するV12エンジンを搭載するかわりに、“メインストリーム” の新型ミドシップ・モデルにはV8エンジンを採用するようだ。

また、ミドシップ・レイアウトに関しては、2014年にグランツーリスモ6向けにミド・エンジンGTレーサー、DP-100ビジョン・クランツーリスモ(最高出力811ps)を発表している。

これについてもレイヒマンは、「DP-100のデザインには、今後オフラインの世界で発表するスポーツカーの要素を垣間見ることができますよ」と話していた。

現在進められているAM-RB 001のプロジェクトを通して、アストンはミド・エンジン・スーパーカーのノウハウを吸収するだけでなく、スーパーカーならではの審美眼も養っているようだ。

なお、103年におよぶ歴史において、アストン マーティンが継続的に収益を得ていたことは稀であるが、アンディ・パーマーCEOはフェラーリに匹敵する企業に引き上げたいと考えている。


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