LAモーターショー:ベントレー・コンチネンタルGT3

公開 : 2012.11.29 19:34  更新 : 2017.06.01 01:21

ベントレー・コンチネンタルGT3のロードゴーイング・モデルは、700bhpのW12エンジンと搭載する4WDで、最小限のインテリアを持つモデルとして計画されている。旧いスーパースポーツと似たコンセプトで、その価格は200,000ポンド(2,540万円)ほどになりそうだ。
詳細はまだ決まっていないが、2014年から2015年の間に300台程度が生産されるのではないかと、ベントレーは予想している。

GT3のレーシング・モデルは、パリ・モーターショーで発表されたモデルで、ベントレーが最新のモータースポーツに復帰することを明らかにしたモデルでもある。FIA GT3レギュレーションでは、ロードゴーイング・モデルとレース・モデルとの間にラジカルな違いがあってもよいとしている。

レーシング・モデルはトランスアクスル・ギアボックスでRWDのレイアウトだが、ロードゴーイング・モデルは、コンチネンタルで大きな位置を占める4WDがそのまま使用されるだろうと、ベントレーの情報筋は明らかにしている。

エンジン・パワーはフェラーリF12ベルリネッタに対抗すべく700bhpになるという。

コンチネンタルのフラッグシップであるため、GT3はツインターボ6.0リッターのW12を搭載するとしている。しかし、より新しいツインターボ4.0リッターV8もサブブランドとして搭載する可能性も捨て切れない。

「われわれはこれらのすべての可能性を検討してみる必要がある」と情報筋はコメントしている。

GT3ロードゴーイング・モデルは、ある程度、贅沢な装備をたもったまま、部分的に不要な装備を外すことを想定しているようだ。

ちなみに、GT3のレーシング・モデルは、2014年のシーズン前に顧客に手渡されることになる。

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