クルマ漬けの毎日から

2024.10.13

ベントレー・コンチネンタルGTシリーズの第4世代となる新型「コンチネンタルGTスピード」にスイスで試乗しました。

新型ベントレー・コンチネンタルGTスピードに試乗【クロプリー編集長コラム】

もくじ

ハイパーカー かつリムジン
飛行機よりもコンチネンタルGT

ハイパーカー かつリムジン

translation:Kaoru Kojima(小島 薫)

スイスのアンデルマット近郊で開催された新型ベントレー・コンチネンタルGTスピードの試乗会に参加し、素晴らしい週末を過ごした。この新型は強力な782psのV8ハイブリッドのパワートレインを持つ。3つか4つの峠を越える綿密に企画されたルートを、高まる喜びを感じながら試乗。道路の難しさと、運転席から見える景色の素晴らしさはほぼ拮抗していた。

詳細は別の記事でレポートしているが、ハイパーカーでもあり、かつリムジンでもある新型コンチネンタルGTスピードの特別な性能はさらにレベルアップされており、ベントレーのなかでもユニークなマシンに仕上げられている。

試乗が終わる頃には、この新型のイギリスでのベース価格が約23万ポンド(約4370万円)というのは、まさにお手頃と思わずにはいられなかった(新型にすっかり陶酔していたせいかもしれないが)。

飛行機よりもコンチネンタルGT

チューリッヒ空港に戻る時間になった時、2025年モデルのコンチネンタルGTスピードに乗り込み、右へ曲がって空港へ向かうのではなく、左へ曲がってイギリスへダイレクトに帰ることができたら、どんなにいいだろうと思っている自分に気がついた。

空港への移動時間、待ち時間、フライト、飛行機から乗り降りの時間、さらにロンドンのヒースロー空港から渋滞する道を走ってコッツウォルズの自宅にたどりつくまでの時間をすべて合わせると、所要時間は10時間になった。

もしコンチネンタルGTスピードを運転してイギリスへ戻っていたら、何かインスピレーションを感じながら、崇高な12時間を過ごしたことだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    役職:編集長
    50年にわたりクルマのテストと執筆に携わり、その半分以上の期間を、1895年創刊の世界最古の自動車専門誌AUTOCARの編集長として過ごしてきた。豪州でジャーナリストとしてのキャリアをスタートさせ、英国に移住してからもさまざまな媒体で活動。自身で創刊した自動車雑誌が出版社の目にとまり、AUTOCARと合流することに。コベントリー大学の客員教授や英国自動車博物館の理事も務める。クルマと自動車業界を愛してやまない。

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