セアトのコンパクトSUV、アローナは来年パリ・モーターショーでデビュー

公開 : 2016.12.07 03:50  更新 : 2017.06.01 00:33

セアトはイビーザ・ベースのコンパクト・クロスオーバーSUV、アローナのリリースを来年12月と発表した。

セアトのイビーサをベースとしたコンパクト・クロスオーバーSUV、アローナは、来年のパリ・モーターショーでワールド・プレミアを行い、12月からデリバリーを開始する予定だと、昨日、ロンドンで行われたセアト・イベントで首脳陣がAUTOCARに語った。

日産ジュークルノー・キャプチャーなどのライバルとなるアローナは、フォルクスワーゲン・グループのMQBアーキテクチャーのA0プラットフォームが使用される。これは次世代のイビーサにも使用されるものだ。

アテカと同じようなイメージのスタイリングで、イビーサよりも高いルーフのためキャビン・スペースも拡大される。

デビューは2017年のフランクフルト・モーターショーが予定されている。来年は、新しい第5世代のイビーサ、レオン、そしてこのアローナをセアトはデビューさせる計画だ。生産はスペイン・バルセロナのマルトレル工場で行われる。

ちなみに、アローナとはスペインのテネリフェ島の街の名前でもあり、イタリアのピエモント州にあるマッジョレ湖畔の街の名前でもある。

セアトのCEO、ルカ・ディ・メオは、「レオン、イビーサと新しいアローナは、アテカと共にセアトのブランド・イメージを上げ、財政的にも大きく貢献することになろう。」とコメントしている。



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