インフィニティとメルセデス、小型車用のプラットフォーム共用を終了

公開 : 2017.01.10 03:26  更新 : 2017.06.01 00:32

インフィニティQX50は、VCターボ可変圧縮エンジンを搭載することによって、従来のメルセデス・ベンツと共有していたプラットフォームを使うことができなくなる。しかし、その他の協力関係は順調だという。

インフィニティのボス、ローランド・クルーガーにAUTOCARがデトロイト・モーターショーの会場で確かめたところ、新しいQX50の登場によってメルセデス・ベンツとの共用プラットフォームを使用することはできなくなるだろうと話をしてくれた。QX50コンセプトに搭載されるVCターボ可変圧縮エンジンが、これまでのMFA2プラットフォームでは対応できなくなるというのがその理由だ。

しかし、「メルセデスとの関係性は良好だが、今回のような特定のケースにおいて、プラットフォームの共用ができなっただけと考えている。VCターボ可変圧縮エンジンというユニークな技術が専用のプラットフォームを必要としただけだ。」とクルーガーは語った。

ちなみに、現行のQX50とメルセデス・ベンツの一部モデルは、メキシコのアグアスカリエンテス工場で生産がされている。

「プラットフォームは異なるようになるが、パーツを始めとして協業する部分は沢山ある。」としている。

デトロイト・モーターショーの直前に、メルセデスのCEO、ディーター・ゼッツェは、コンパクトカーのラインナップを5から8に増やすことを発表している。

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