まるで映画スターの登場シーンをおもわすこの演出。コンチネンタル・タイヤの最新世代アイテム発表時のひとコマです。

まるでタイヤの舞台挨拶 コンフォート・コンタクト CC6発表会 13インチ~

2017.03.24





スポットライトを浴び、スタンディング・オベーションで迎えられたのは、コンチネンタルの最新世代タイヤ、コンフォート・コンタクト CC6。輸入車・高級車の指定銘柄というイメージが強いコンチネンタルだが、この新製品は13インチからサイズを揃え、日本車ユーザでも選びやすい。

しかし、拍手喝さいで迎え入れたのはいいが、この新世代コンフォートタイヤ、CC6はいたって物静か。その秘密は、実に知識欲をそそられる静粛性技術にある。

この形、どこかで見たことある? ヒントは海辺

海岸線に積み上げられた波消しブロックには、大きな波を細かく砕く作用があるのはご存知の通り。CC6では、共鳴音の通り道となる縦て溝に、波消しブロックに着想を得た「ゼロデシベルイーター」を配置した。これが走行時に発生する空気の波を分散させ、ノイズレベルを小さくするのだ。

ヘルムホルツ共鳴の原理をタイヤブロックに

ブロック表面に、鳥の足跡のようなものが無数に見えるだろうか? その一つ一つが、タイヤパターンの内側にチャンバー室となる空間を抱えている。これは「ハーモニックコンフォートチャンバー」というもので、排気管に搭載する消音装置のチャンバーと同じ仕組みを持つ。路面から発生したノイズを相殺・減衰するのが役目だ。

ドイツのタイヤ・メーカーは、ノイズレベルを極限まで低減させるべく、これらのアイデアを新製品に投入した。コンチネンタルの新設計コンフォートタイヤ「コンフォート・コンタクト CC6」はタイヤショップの店頭に並び始めたばかりだ。自分の手でトレッドに触れてみたくなるタイヤが久しぶりに登場したと思う。

タイヤサイズの一覧は、ComfortContact CC6製品サイトでご確認を。

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