ケータハム・クーペ

公開 : 2013.01.10 19:26  更新 : 2017.06.01 01:24

アルピーヌとシャシーを共有し、ルノーの供給による270bhpの4気筒エンジンを搭載するケータハム・クーペは、0-96km/hが5.0秒を切るパフォーマンスを持つという。

ケータハムのコマーシャル・ディレクター、デイビッド・リドリーによれば、ケータハムはこの新しいクーペを8年のモデルサイクルの間に40,000ポンド(565万円)の価格で25,000台を販売するという野心的な目標を立てているという。ポルシェケイマンを直接のライバルとするが、ケイマンと同様のダイナミックなパフォーマンスと日常的なユーザビリティを有するが、より軽く低いクルマになるという。

「われわれはこのクーペがエンスージァストのためのクルマではないということを分かっているし、そういった類のクルマにはしたくないと考えている。もっと広いユーザーにアピールするモデルとなるが、とはいってもそのダイナミックさはケータハムそのものだ。」とリドリーはコメントしている。

ルノーから供給されるエンジンは、スロットル・レスポンスの向上と、相応しいパワーを得るためにかなり手が入れられる予定だ。

「世界的にはエンジンはダウン・サイジング方向に向いている。われわれはR600で、小さなスーパーチャージャー・エンジンであってもスロットル・レスポンスを犠牲にすることなく必要なパワーとトルクを出す方法を取得している。」とリドリー。

トランスミッションは2タイプ。6即マニュアルと、パドル・シフトのオートマティックだ。

ケータハムは、エヴォラの失敗をこの新しいクーペでカバーしようとしている。「エヴォラはあまりにコストがかかってしまった。」という。

このケータハム・クーペは2015年に発売されることになるが、それは単にバッジが変えられただけのアルピーヌではない。

「ケータハムとアルピーヌはまったく異なるクルマだ。70人のエンジニアが、どのパーツを共有し、どのパーツをそれぞれオリジナルで開発するかを研究している。」という。

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