前BMWデザイナー、クリス・バングルによる「レッドスペース」 中国CHTCグループと LAショー

公開 : 2017.11.30 20:16  更新 : 2017.11.30 20:16

クリス・バングル、ご存知ですよね? 中国CHTCグループと協力して「レッドスペース」なるシティカーを披露しました。太陽電池で補助充電できたり、運転席が180°回ったり。新鮮なところが多いです。

電動シティカー「レッドスペース」 量産も視野

有名なBMWの前デザイン・チーフ、クリス・バングルは、彼の独立系デザイン・ハウスによる最新プロジェクトを公開した。中国のEVトラック・メーカー、CHTCグループが製造する電動シティカー、レッドスペースだ。

オリジナル・ミニより8cmちょっと長い全長2.97mのレッドスペースの目的は、道路の専有面積を最小に保ちながら乗客のインテリア・スペースを最大にすることだ。

より背が高く幅も狭いにもかかわらず、レッドスペースの最小回転半径はスマート・フォーツーより小さい。中国の大都市内における移動手段を想定しており、移動中は4人乗り、停車中は5人乗りだ。

バングルは、このクルマはコンセプトカーではなく、量産車のプレビューであると強調している。生産は近く始まる予定だが具体的には決まっていない。

このプロトタイプには全機能が実装されており、バッテリー・パックを囲んでいるアルミのスペースフレームのおかげで、開発初期の段階でクラッシュ試験に合格している。

静止から50km/hまでの加速(ターゲット市場である中国都市部で望まれる特性だ)では同クラスのクルマを上回るが、時間の90%を占める停車中でも可能な限り機能的であるようデザインされている。

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