2013 F-1 第2戦 マレーシア・グランプリ

公開 : 2013.03.24 20:13  更新 : 2017.06.01 01:50

開幕第2戦のマレーシア・グランプリは、ウェット状態からのスタートとなった。結局、レッドブルとメルセデスの2つのチームの、チーム内の争いがそのレースを面白くさせた。

ポール・シッターのセバスチャン・ベッテルは、ウェット状態からスタートし、早め早めにタイヤを交換する作戦に出た。しかし、それは必ずしも正しくなかったようだ。結局、チームメイトのマーク・ウェーバーが、差を詰め、パスすることになったからだ。

結局、レースはベッテルの勝利で終わったが、ベッテルはレース後、ウェーバーに対して公式に謝罪をしている。「彼を追い越すためにたくさんの危険を犯していしまった。今、彼の感情をどう助けていいかわからない。マークへ謝罪したい。しかし、故意ではなかったことだけは言っておきたい。」

3位争いも熾烈だった。ルイス・ハミルトンとチームメイト、ニコ・ロズベルグによって激しいバトルが繰り広げられたからだ。チーム・ボスのロス・ブラウンによって、ラスト2周となった時点でバトルを終了するようにという司令が飛ぶまで、本当に激しい戦いが繰り広げられたのだ。

フェルナンド・アロンソは、1周目にベッテルに軽く衝突した際にフロント・ウイングを痛めてしまい、2周目にそのフロント・ウイングが外れたため、そのままリタイアとなり、今回、ノーポイントに終わっている。

1 セバスチャン・ベッテル インフィティ・レッドブル
2 マーク・ウェバー インフィティ・レッドブル
3 ルイス・ハミルトン メルセデスAMG
4 ニコ・ロズベルグ メルセデスAMG
5 フェリペ・マッサ フェラーリ
6 ロマン・グロージャン ロータスルノー
7 キミ・ライコネン ロータス・ルノー
8 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー・フェラーリ
9 セルジオ・ペレス マクラーレン・メルセデス
10 ジャン・エリック ・ベルニュ トロ・ロッソ・フェラーリ

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