ベントレー「ブロワー」に因む100周年モデル発表へ

公開 : 2019.01.28 11:10  更新 : 2019.01.28 13:00

ベントレーは、創立100周年を記念し、レーシング・ナンバーがペイントされた特別モデルの一部をビデオと画像で公開。1930年のル・マン24時間レースに出走した4 1/2ℓ「ブロワー」ベントレーに因んだものです。

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「ブロワー」ベントレーに敬意
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「ブロワー」ベントレーに敬意

ベントレーは、歴史的モデル「ブロワー」から着想を得た100周年記念モデルを、3月のジュネーブ・モーターショーで発表する。

ブラックのグリルの上から描かれた白い9という数字は、1930年のル・マン24時間レースに出走した4 1/2ℓ「ブロワー」ベントレーに因んだものだ。それはビデオに収録されている当時の古いフィルム映像でわかる。

今回の特別モデルには、それ以外にも過去のレースからインスパイアされた数々の特徴が備わっていることが推測されるが、今はまだ明らかになっていない。

No.9ベントレー「ブロワー」は、スーパーチャージャー付きの4.4ℓ直列4気筒エンジンを搭載し、当時のレースで比較的ささやかな成功を収めた。

にもかかわらず有名なのは、これを駆った伝説的レーシング・ドライバー、ヘンリー “ティム” バーキン卿の活躍によるものだ。

1930年のル・マンでバーキンは、コースから外れた草地の上を200km/h以上の速度で走ってライバルのメルセデスを抜き去り、このレースのファステスト・ラップを記録した。しかしその後、後輪がパンクしてためにバーキンはリタイアせざるを得なくなる。

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