アマゾン、EV新興企業リヴィアンに約773億円の出資 総額は約1270億円に

公開 : 2019.02.18 17:39

大手オンライン通販のアマゾンは、米国の電気自動車スタートアップの「リヴィアン」に対する投資ラウンドにおいて、7億ドル(約773億円)の出資を主導すると発表。ゼネラル・モーターズとも協議を続けているようです。電動ピックアップ投入をめざします。

アマゾン、リヴィアンへの出資決定

大手オンライン通販のアマゾンは、米国の電気自動車スタートアップの「リヴィアン」に対する投資ラウンドにおいて、7億ドル(約773億円)の出資を主導すると発表した。

この新興電気自動車メーカーは、2018年のロサンゼルス・モーターショーでデビューして以来、ひとびとの興味を大いに惹き付けている。今回の投資ラウンドには、既存の株主による出資も含まれ、総額は約11億5000万ドル(約1270億円)に達することになる。

関係者がブルームバーグに語ったところによると、リヴィアンは現在、さらなる資金調達を確実にするために、ゼネラル・モーターズとも協議を続けているという。

もしゼネラル・モーターズとリヴィアンの話し合いがまとまれば、GMはリヴィアンの少数株主に名を連ねることになり、同社の評価額は10億ドルから20億ドルの間(約1100億〜2200億円)になる見込みだ。リヴィアンは今後も独立企業として留まる。

リヴィアンは世界で最初に電動ピックアップ・トラックを市場に送り出すことを目指している。公の場で発表を行ったのは2018年が初めてだが、電動プラットフォームの開発と製作は2009年から続けていた。

関連テーマ

おすすめ記事