総額6億円? 著名レーシング・ポルシェ アメリア島オークションに出品

公開 : 2019.02.19 11:10  更新 : 2020.12.08 18:39

3月にアメリア島で開催されるグッティング&カンパニーのオークションにポルシェ935/クレーマー・ポルシェ962C/ポルシェ911カレラ2.7RSライトウエイトが出品され、予想落札価格の上限に3台とも達するとしたら、合計額は6億250万円ほどになります。

もくじ

3台の伝説的モデルが出品
1987年製クレーマー・ポルシェ962C
1973年製ポルシェ911カレラ2.7RSライトウエイト

3台の伝説的モデルが出品

伝説的なポルシェのレースカーがオークションで売りに出されるのを、何年も前から待ち続けているひとに朗報だ。

3月にアメリア島で開催されるグッティング&カンパニーのオークションに、そんなクルマが3台も出品される。きっと多くの注目と入札を集めることは間違いないだろう。

その3台とは、
・1979年製ポルシェ935
・1987年製クレーマー・ポルシェ962C
・1973年製ポルシェ911カレラ2.7RSライトウエイト
である。

事前に発表されている予想落札価格の上限に3台とも達するとしたら、その合計額は545万ドル、6億250万円ほどになる。

中でも最も高値が付くと予想されるのが、935だ。

ポルシェが1979年シーズンのために製作した935はわずか7台。このシャシー・ナンバー930 990 0027は、ロサンゼルス・タイムズ発行人のオーティス・チャンドラーが注文したもので、同氏が所有する917/30のスノコ・カラーと同じヴィンテージ・レーシング・ブルーで塗られている。

チャンドラーはこのクルマを一度しかレースで走らせなかった。1979年にリバーサイド・インターナショナル・レースウェイで行われたロサンゼルス・タイムズ耐久グランプリに出場した後、この935は同氏のコレクションとして1993年まで所蔵されていた。

それから別のポルシェ・コレクターが現在まで15年間所有していたが、その間に好ましいレストアが施されている。

グッティング&カンパニーはこの派手な935の落札価格を255万〜300万ドル(約2.8億〜3.3億円)と見積もっている。3月8日のオークション会場でこのクルマを目にしたら、興奮を抑えられないだろう。

そこまでの金額は出せないとしても、100万〜125万ドル(約1億〜1.4億円)ならいかがだろう?

関連テーマ

おすすめ記事

 

オークションの人気画像