【前・後を撮影】カロッツェリアの2カメラ式ドライブレコーダー「VREC-DS800DC」 サイバー/楽ナビと連携 パイオニア

公開 : 2020.10.08 21:15  更新 : 2021.03.05 21:32

パイオニアが、ナビ連携型の2カメラ式ドライブレコーダーを発表。サイバーナビ、楽ナビのユーザーは注目です。ボタン操作で前後の映像を切り替えたり、駐車監視にも対応しています。夜間に撮影したサンプルも届きました。

楽ナビはHD画質で連携も

カーナビ大手のパイオニアが、最新のサイバーナビ、楽ナビと連携する2カメラ式のドライブレコーダー「VREC-DS800DC」を発表した。

録画した映像をカーナビの画面で確認できるのが最大のメリットだ。

カロッツェリアの2カメラ式ドライブレコーダー「VREC-DS800DC」
カロッツェリアの2カメラ式ドライブレコーダー「VREC-DS800DC」

同社の中核モデルである「楽ナビ」と接続すれば、「ドライブレコーダーリンクHD」機能によって、高精細なHD画質で映像を見ることができるし、カーナビの画面上でドラレコを操作できる。

サイバーナビの場合は、「ドライブレコーダーリンク」に対応。大画面での再生が可能となっている。

また、画面上の「カメラ切換」キーで、リアルタイムの映像と録画映像の表示を切り替えたり、録画中のフロント、リア、前後PinP(ピクチャーインピクチャー:録画再生時は未対応)の表示を入れ替えることができる。

ドライブレコーダー自体の機能としては、状況に応じてGセンサーを使い分けて衝撃を検知する「ダブルGセンサー」、24時間365日クルマを監視する「駐車監視機能(セキュリティモード)」など、幅広いシーンで安心をサポート。

記録映像は、200万画素の高画質フルHDカメラで撮影。急な明るさの変化による白とび・黒つぶれを補正し、昼夜ともに鮮明な映像を録画できる「WDR機能」も搭載した。

また、SONY製CMOSセンサー「STARVIS(スタービス)」の採用により、従来型に比べ約100分の1の光量でも撮影が可能な「ナイトサイト」を装備。街灯が少ない夜間の駐車時・トンネル走行時においても、前後ともに鮮明な映像を収録できる。

2つのGセンサーを使い分け

監視録画については、前方カメラと本体のそれぞれに、衝撃を検知するGセンサーを搭載。走行中にはフロントカメラのGセンサーを、駐車監視中には本体のGセンサーを使用することにより、衝撃を正確に検知するという。

一方で、駐車中に衝撃を検知した場合は、前後のカメラで自動的に録画を開始。ドライブレコーダーとカーナビを次回起動した際に、ナビ画面に通知することで、録画映像の確認を促す仕掛けだ。

夜間に「VREC-DS800DC」のリアカメラが撮影した映像
夜間に「VREC-DS800DC」のリアカメラが撮影した映像

またエンジン停止後に、バッテリー電圧が設定より低い値になった場合には、電源供給を停止する電圧監視機能や、駐車監視機能の動作時間を設定できるタイマー機能を搭載。

これ以外にも、リア・カメラは防水/防塵設計としたほか、シフトレバーの操作と連動して後方映像を映し出す「リバース連動ビュー」なども採用している。

ドライブレコーダー「VREC-DS800DC」の発売時期は12月で、価格はオープン。税別の実勢価格は4万円前後となっている。

なお、サイバーナビと楽ナビの対応機種に関しては、同社ウェブサイトで確認できる。

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