セアトのSUVは、2016年にデビュー

公開 : 2014.03.27 22:20  更新 : 2017.06.01 02:13

セアトの会長、ユルゲン・スタックマンが語ったところによれば、2016年に正式にSUVをラインナップに加えることに決定した。3月26日にバルセロナで行われたアニュアル・リザルト・プレス・プレゼンテーションで、IBXコンセプトをベースとしたSUVモデルの計画について、親会社であるフォルクスワーゲンから承認をとりつけたことが発表されたのだ。

2013年に355,000台を販売したセアトだが、このSUVのラインナップ追加は、成長戦略の大きな原動力となる。

日産キャシュカイのライバルとなるこのモデルは、スペインのモルトリールのヘッドクォーターで設計されることとなる。

「素晴らしいニュースだ。世界で最も大きく成長の早い市場に、セアトも参入することになる。」とスタックマンが語った。「SUVは将来の企業戦略の中で重要な柱になることは確実で、会社の収益性をも左右するものだ。」ともコメントしている。

2011年に最初に発表されたIBXコンセプトは、フォルクスワーゲンのMQBプラットフォームを使用したモデルで、FWDおよび4WDが用意される。エンジンは、セアト・レオンと共有する4気筒のガソリンおよびディーゼルとなる。

セアトについては、既に2011年以降、モルトリール工場でアウディQ3の生産を行っている実績がある。

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