ランドローバー・ディフェンダー・デイ2021 現地レポート 70周年記念以来、3年ぶり

公開 : 2021.10.20 18:10  更新 : 2021.11.06 08:13

ランドローバー・ディフェンダー・デイ2021が2日間エイブル白馬五竜IIMORIで開催。現地レポートです

70周年記念以来、3年ぶり

ジャガーランドローバー・ジャパン主催の「LAND ROVER DEFENDER DAY 2021」が、2021年10月16日(土)/17日(日)の2日間に渡ってエイブル白馬五竜IIMORIで開催された。

2018年10月13日にランドローバー・ブランドの70周年を記念して開催された、「70th Anniversary JAPAN LAND ROVER DAY」以来、約3年ぶりとなるランドローバーの公式イベントとなり、その名称通りディフェンダーに乗って/体験して/楽しめる2日間となっていた。

「LAND ROVER DEFENDER DAY 2021」はディフェンダーの走破性を体験できるイベント。
「LAND ROVER DEFENDER DAY 2021」はディフェンダーの走破性を体験できるイベント。

ゲレンデや駐車場などエイブル白馬五竜IIMORIをフルに活用したこのイベントは、ディフェンダー(ランドローバー)のオーナーとランドローバーのファンにディフェンダーの走破性を堪能してもらうために開催され、参加者はそれぞれ自分が参加したいプログラムに申し込みその性能を体験できるというもの。

確かにオーナーではあっても、ハードな悪路の走行となるとそう多くの方が体験している訳ではないので、こういった機会の提供は自分の乗っている(乗りたい)クルマの走破性能を確認するためにも有益なものだろう。

5つの走行プログラムを用意

「LAND ROVER DEFENDER DAY 2021」では、自分の運転で体験できるプログラムとインストラクターと同乗してのプログラムを用意。

同乗体験として用意されていたのは、高さ5mの専用スロープを走行する「ツインテラポッド」と特設のオフロードコースを走行する「オフロードタクシー」

凹凸路が人工的に再現された「ミニテラポッド」
凹凸路が人工的に再現された「ミニテラポッド」

「ツインテラポッド」は、最大傾斜45°のスロープを登り降りするというもの。一般道ではなかなかない傾斜角の走行で、オールテレインプログレスコントロールの恩恵なども体験できたようだ。

「オフロードタクシー」では、インストラクターがオフロードをアクティブに走行し、最初は助手席で動画を撮影していたものの途中であまりの激しさに撮影を断念した、という参加者も少なくなかったという。

自分でステアリングを握るプログラムも

自分の手でステアリングを握って体験できるプログラムとして用意されたのが、「ミニテラポッド・バンク」と「ゲレンデドライブ」

「ミニテラポッド・バンク」は30°以上のバンクと、凹凸路を再現したミニテラポッドを組み合わせたもので、インストラクターのレクチャーの後、コースイン。

凹凸路が人工的に再現された「ミニテラポッド」
凹凸路が人工的に再現された「ミニテラポッド」

車体が斜めになる感覚や完全に一輪が宙に浮きそして着地する感覚など、普段では中々ないクルマの挙動を体験すると同時に、クリアサイトグランドビューなどの機能もその目でみることができたようだ。

そして今回のプログラムの中で、唯一自分のクルマ(ランドローバー車のみ)で参加できたのが「ゲレンデドライブ」

先導者に続いてゲレンデを登るこのプログラムでは、各車にトランシーバーが渡されコ―スの説明をアナウンスするなどの安全対策が取られた他、途中2か所で停車しての撮影タイムがあったりと、ディフェンダーはもとより、ディスカバリーやレンジローバー、そしてイヴォークなどの参加オーナー達は十分に愛車との時間を楽しんでいたようだ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    近藤浩之

    Hiroyuki Kondo

    某自動車雑誌を経てフリーに。2013年に(株)スカイピクチャー設立(とはいっても1人で活動)。仕事は写真/動画の撮影編集、たまに作文。対象はクルマを始め、建築/フード/人物など幅広いが、要は何でも屋の便利屋。苦手なことは、自分のプロフィールを自分で書くこと(要はこの文章)

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