三菱エアトレック、中国で復活 最大航続距離は約520km

公開 : 2021.11.19 15:18  更新 : 2021.11.19 15:24

三菱エアトレックの名前が、EVとして中国で復活しました。航続距離/内外装の特徴をお伝えします。

最大約520kmの航続距離

三菱の中国における生産・販売合弁会社である広汽三菱汽車有限公司(以下、広汽三菱)は、広州モーターショーにおいてSUVタイプの電気自動車(EV)の新型エアトレックを世界初披露(参考出品)した。

EVコンポーネントとしては、70kWhの大容量の駆動用バッテリーを搭載し、最大約520km(中国CLTC基準)の航続距離となる。

三菱エアトレック
三菱エアトレック    三菱

フロア中央に搭載することで、低重心で理想的な前後重量配分と三菱は表現する。

軽量高剛性なボディに、モーター、インバーター、減速機を1つの軽量コンパクトなユニットにし、出力とトルクを向上させた駆動システムと組み合わせる。

ダイナミックシールド採用

新型エアトレックは「Electric(電気自動車の「電気」)」、「Expanding(カーライフの「拡張」)」「Expressive(三菱自動車らしさの「表現」)」という3つのキーワードからなる「eクルージングSUV」というコンセプトを元にデザインしたという。

具体的にはフロントフェイスの「ダイナミックシールド」やテールゲートの六角形モチーフに代表される一貫した三菱自動車のデザイン・アイデンティティを取り入れた。

三菱エアトレックの外観について、「機動力があり安定性が高い三菱自動車らしい走りを表現するスタイリングとしました」という。
三菱エアトレックの外観について、「機動力があり安定性が高い三菱自動車らしい走りを表現するスタイリングとしました」という。    三菱

デザインについて「機動力があり安定性が高い三菱自動車らしい走りを表現するスタイリングとしました」と三菱はコメントする。

インテリアは水平基調

インテリアは、開放感があり前方の視界がよく運転姿勢がつかみやすいという水平基調のインストゥルメントパネルを採用。

人が触れる部分にソフトパッドを採用して質感を向上、ステッチを細部にまで多用するなど、高級で上質な居住空間を目指したという。

三菱エアトレックのインテリアは水平基調のデザインとした。
三菱エアトレックのインテリアは水平基調のデザインとした。    三菱

加藤隆雄社長のコメント

「新型エアトレックは、電気自動車を柱とする新エネルギー車によって環境対応を加速させる中国に向けた三菱自動車からの提案です」

「走行中のCO2排出量ゼロのEVでありながら、最大約520kmの航続距離を実現しています」

「車名の由来には自由に冒険をするという意味が込めてあり、その名の通りアクティブなカーライフを是非お楽しみいただきたいと思います」

広汽三菱汽車有限公司の概要とは?

2021年10月末現在
設立/営業開始:2012年9月25日
所在地:中国湖南省長沙市
資本金:19.47億元(広州汽車:50%、三菱自動車:30%、三菱商事:20%)
主要役員:董事長(会長)陳茂善総経理(社長)一木雅実
工場生産能力:27万台/年
敷地面積:GMMC本社(含む販売支社)93.4ヘクタール
開発センター36.6ヘクタール
従業員数:3167名
販売会社数:265社
生産車種:ASX(日本名:RVR)/アウトランダー/エクリプス・クロス

記事に関わった人々

  • 執筆

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。

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