メルセデス・ベンツRクラス/MLクラス/GLクラス リコール届出 制動装置不具合

公開 : 2022.05.30 11:05

メルセデス・ベンツ日本は、Rクラス、MLクラス、GLクラス計8021台のリコールを国土交通省に届け出ました。

制動装置の不具合

メルセデス・ベンツ日本は、2022年5月25日付で、メルセデス・ベンツRクラス、MLクラス、GLクラス(2005年6月29日~2013年3月25日輸入)計8021台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

国土交通省によると、ブレーキ倍力装置に装着されているラバースリーブにおいて、設計が不適切なため、ブレーキ倍力装置のハウジングとの隙間に浸入した水分が長期間排出されず、ハウジングが腐食することがある。

メルセデス・ベンツMLクラスなどが対象
メルセデス・ベンツMLクラスなどが対象    シャッターストック

そのため、腐食が進むとハウジングに穴が開くことで装置の機能が低下し、必要なブレーキ踏力が増加したり、制動距離がのびることがあるという。

さらに腐食が進むとブレーキ倍力装置が破損することで、最悪の場合、ブレーキペダルでの制動が不能に至るおそれがある。

ドイツ本社からの情報により届出となった。なお、同様の不具合や事故の発生は確認されていない。

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    AUTOCAR JAPAN

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