夜の映像がキレイ! 2カメラ式ドライブレコーダー コムテックHDR801を検証

公開 : 2022.09.26 11:45

コムテックの前後2カメラ式ドライブレコーダーの最新モデル。昼と夜に実走レビューをしてきました。夜間の映像は注目です。

マクセルの映像技術をドラレコに

執筆:Hideaki Hamasaki(浜先秀彰)

林修先生のテレビCMでもおなじみのドライブレコーダーメーカーが「コムテック」。

数えきれないほど多くの製品をラインナップしているが、その中でも注目の1台が「HDR801」なのだ。

コムテックHDR801の本体(66.6×102×44.4mm)。板状のブラケットを介してフロントガラスに貼り付けて装着する。
コムテックHDR801の本体(66.6×102×44.4mm)。板状のブラケットを介してフロントガラスに貼り付けて装着する。    浜先秀彰

フロントカメラを搭載した本体とリアカメラユニットを組み合わせた2カメラタイプで、車両前・後の状況を同時に撮影できる。

後方からのあおり運転対策に効果的で、現在のドライブレコーダー市場で主流となっているスタイルだ。

このモデル最大の特徴となるのは、夜間の記録映像が前後カメラとも抜群に美しいこと。同社の製品だけでなく業界を見回してみてもトップレベルといえるだろう。

そんなクオリティの高い映像を実現した秘密は、同社が業務提携を行っているマクセルが高性能プロジェクター製品で採用している映像処理技術「ACCENTUALIZER(アクセンチュアライザー)」をベースに開発した“映像補正”技術「Recolize(リコライズ)」の搭載。

夜間の映像 リコライズの効果は?

一般的なドライブレコーダーに採用されている画像補正機能の「HDR」や「WDR」が「明るさ」軸を補正するのに対し、リコライズでは「明るさ」に加えて「色鮮やかさ」や「精細感」についても補正する。

人の感覚に合わせた格段に見やすい映像を作り出せるわけだ。

夜間のフロントカメラ映像。「色合いが肉眼で見た場合に近い」と筆者。
夜間のフロントカメラ映像。「色合いが肉眼で見た場合に近い」と筆者。    浜先秀彰

また、CMOSセンサーには低照度下でもノイズがきわめて少ないオムニビジョン社のPureCel Plus-S技術が搭載されているという。

記録映像の写真を見てもらえれば従来の製品とは一線を画した画質がよくわかるはず。

全体的に明るく見え、ヘッドライトや街灯が当たっていない路肩の状況までハッキリとわかる。

しかも色合いが肉眼で見た場合に近く、白飛び・黒つぶれなども発生していない。

これほど何もかもがはっきりと見えていれば夜道でも相手車両の車種や形状がわかりやすく、人物の服や自転車の色も認識ができる。事故や交通トラブルなどの際はきわめて高い証拠能力を発揮する。

OPの駐車監視/価格について

また、駐車監視機能の利用時(オプションの駐車監視・直接配線コードが必要)には、当て逃げをした車両や車上荒らし・傷付けなどの行為を行った人物の特定もしやすい。

監視カメラとしての性能にも期待できる。

リアカメラ・ユニットはコンパクトサイズで取付けやすい(61.5×25.5×23.6mm)。
リアカメラ・ユニットはコンパクトサイズで取付けやすい(61.5×25.5×23.6mm)。    浜先秀彰

なお記録映像の再生は本体背面の2.4インチ・ディスプレイのほか、パソコンの動画ソフト上でも可能。無料のWindows向け専用ビュワーソフトを使用すれば前・後の記録映像を同時に見られるだけでなく、日時や速度、映像が記録された場所の地図(インターネット接続時)、Gセンサーデータなどもの確認もOKだ。

本体はフロントガラスに直接貼り付けるスタイルで場所を取らないため、視界を遮ったり目障りにならない。

リアカメラ・ユニットもコンパクトでルームミラーに写り込んでも後方視界への影響は少ない。取付け性に優れているのも見逃せないポイントといえるだろう。

夜間にクルマを運転することが多い、駐車場に照明が少なくて不安という人には特にオススメしたい1台だ。メーカー希望小売価格は、税抜き5万2800円。

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    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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