日産、電動パワートレイン設計・開発でジヤトコ活用 電動化戦略を推進

公開 : 2022.12.24 07:25

日産は電動パワートレインの需要拡大に対応するため、設計・開発業務の一部をジヤトコに拡大すると発表しました。

電動化戦略を推進

日産はビジネスの中核である電動化の推進に不可欠な電動パワートレインの需要拡大に対応するため、電動パワートレインの設計・開発業務の一部をジヤトコに拡大すると発表した。

日産は2021年11月の「Nissan Ambition 2030」で、2030年度までに電気自動車15車種を含む23車種の新型電動車を投入し、グローバルの電動車のモデルミックスを50%以上へ拡大する計画を発表。

日産のEVアリアとサクラ
日産のEVアリアサクラ    日産

これに伴い、電動パワートレインの設計開発業務が増大する中、グループ企業のジヤトコにその業務範囲を広げて、日産グループとして商品開発力の強化を進める。

電動パワートレインの設計や開発業務の一部をジヤトコに広げるにあたり、関係会社管理部およびグローバル資産管理担当専務執行役員秦孝之氏は、「日産自動車の電動化戦略において、電動パワートレインの軽量化と効率化が不可欠であり、ジヤトコの貢献に大いに期待しています。日産とジヤトコは、引き続き連携を推進して参ります」とコメントした。

記事に関わった人々

  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

関連テーマ

おすすめ記事