オペル/ヴォグゾールの中期計画

公開 : 2012.06.29 13:53  更新 : 2017.06.01 00:55

オペルヴォグゾールの中期の事業計画が、今日ドイツで開かれた監査役会で承認された。

オペルの負債は、ヨーロッパ経済の長引く不況の中で確実に増えている。そのため、ゼネラル・モータースが主体となって、このヨーロッパ・メーカーの収益性を回復させる策が取られる。

短いプレスリリースとして発表された2012年-2016年の事業計画の中には、オペルはGMとPSAプジョーシトロエン・グループとの間で行われる新しいモデルの開発および新しい販売戦略へ投資することが決定したとある。また、輸出と市場拡大戦略も事業計画に含まれる。

更に「すべての要素が、オペルにとってポジティブな結果が出せるように尽力される」とステートメントには記載がある。

ゼネラル・モータースのオペル関連の役員は、オペルの取締役会長を兼務するスティーブン・ガースキーはじめ、全員が留任となった。彼は「顧客を安心させると共に、一刻も早く収益性のある企業にもどるため、管理部門、従業員が一体となって努力することが必要だ」とコメントしている。

「GMはオペル/ヴォグゾールというヨーロッパの重要なエンジニアリングをサポートしていく」と監査役会の副議長であるウルフガング・シェーファー・クルグは言う。「難し市場環境ではあるものの、オペルが成長するためには、より強くならなくてはならない、」とも語っている。

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