特別企画

2017.11.15

ディーラーで学ぶ ベントレー・ベンテイガ なぜ人気なのか? 意外な傾向も

text:Yuko Iida(飯田裕子) photo:Hidenori Hanamura(花村英典)[PR企画]

ほかの何にも似ていない

「このクルマの良さは、たまたまSUVの形をしているだけであって、まぎれもなくベントレーであるということです。これまでのベントレーのパフォーマンスに、ベントレー伝統のクラフトマンシップが合わさり、他のブランドでは実現しえない独特で唯一無二の世界観を持ったクルマです」。これはこの後に続く、ベントレー青山の岡野店長の言葉なのだけれど、まったくその通りだと思う。

Bentayga Bronzeのベンテイガに乗って青山通りから外苑の銀杏並木に向かう。周囲の流れに合わせて踏み込んだアクセルペダルから生まれる加速力はW12気筒6ℓツインターボエンジンの全力=608ps/91.7kg-mのほんの一部に過ぎないが、その穏やかで滑らかな走りに癒されたと言ったら、読者の方々の期待を裏切ることになるのだろうか。

0-100km/h=4.1秒の加速性能を持つも、軽く踏み込んだだけではそのトルクも加速も当然小さい。が、その奥に控えるトルクの厚みを予感できるベンテイガの「余裕」こそ、ドライバーが心穏やかでいられる理由のひとつであるのは間違いない。

そう、ベンテイガのパフォーマンスは予感もしくは期待を裏切らない頼もしさの集合体でもある。それは低〜中速では滑らかに止まるブレーキはコーナー手前やイザというときにもしっかりと減速できる性能を普段から感じさせてくれる点や、パッケージングのキャパや快適性にも同様の印象を抱くことができる。

走るほどに想像を裏切られたのは独特の静粛性だ。

少し遠くに聞こえるエグゾースト音は野太いのに柔らかい。その音が邪魔でも、「もっとアクセルを踏んで」とドライバーを駆り立てられるでもなく空間自体の静かさを享受できるのは、重厚な佇まいのなかにある空間の、ムダな音の遮断ぶりにある。

そんなベントレーの「音」、それも静かさに対する美意識や品の良さにはぜひ気づいてほしい。おかげで疲れないばかりか、癒される。ロングドライブにこのボリュームのあるエンジンと静かさや滑らかさは最適だ。

独特と言えば、ベンテイガはただ快適なだけでなく、走らせているという感覚が耳や手足、お尻で感じることができる。ただ上品なラグジュアリーSUVではないのがベントレーらしさでもある。

ところでベンテイガのデザインの個性や魅力を伝えたらキリがない。次ページで、探っていこう。

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