ルノー・ルーテシアV6 Ph1 エンジン下ろし、タイミングベルト交換、いろいろと大事な部分が
ジェイ・エンジンの永瀬です。
ルノー・ルーテシアV6 Ph1。
エンジン降ろしてのタイミングベルト交換で入庫して頂きました。
数か月前に早目の依頼されましたが、部品を本国に発注したり車両を使う予定など擦り合わせしての入庫です。
エンジンを降ろしていく手順は大体決まっているのですが、ハーネスなどの取り回しが純正とはずいぶん違うし、また各部のネジが異常に固く締まっていて少々苦労しましたが、何とか無事に降ろすことが出来ました。
これは一度エンジン降ろしているでしょう。
エンジンミッションの塊を定位置に移動して、クレーンで転倒しないように天井から吊ってからばらし始めます。
でも何か違和感が。やけに黒い粉がいっぱいあるなぁと。
よく観察してみると前側バンクのEXカムスプロケットとバックプレートの間にバックプレートの取り付けボルトが挟まってます。
それがボルト自体がスプロケットに、ボルトはタイミングベルトをそれぞれ削っていたようです。
ベルトとスプロケに挟まっていたら、最悪エンジン損傷の危機でした。
ここのボルト2本はウォーターポンプ交換時に、エンジンステーを外す場合に緩めるのですが、締め忘れたのでしょう、もう一本もユルユルでした。
ウォーターポンプ交換後、別の場所から純正ボルトを移植して、移植した元の場所は国産ボルトでにて取り付けして対応しました。
その後は各部ネジがスムーズではない所にタップやダイスを掛けて、高熱部には耐熱グリスを塗るなど、取り付けに必要な地味な下準備作業がたくさんあります。
エンジンマウントなどは結構潰れていますので、同時交換が良いですね。
特にフェーズ1エンジンマウントは生産中止で、ボディー側加工にてフェーズ2用をつけますので、空っぽになったエンジンルームに入り込んでの加工になります。
V6エンジンのタイミングベルト交換には位置決め個所がいっぱいありますので、やはり降ろしての作業が良いです。降ろさない場合はいろんな個所が不具合含めて見えにくいですね。
デフシールからのオイル漏れも以前からありましたのでシールを同時交換しました。何かプラスチックのカスが一杯取れました。
サーモスタットも交換してエンジン乗せて、試運転も問題なく、無事作業完了となりました。














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