【SVOの世界へ】ヴェラールSVAダイナミック、FペイスSVR 英国で磨かれた理想のSUV

2020.01.17

5.0Lの強力なV8を与えられたジャガーFペイスとレンジローバー・ヴェラールのスペシャルモデル。同じクラスながら異なる血統を受け継ぐ2台を走り込んできた。

もくじ

SVO版レンジローバー・ヴェラール登場
550ps スーパーチャージドV8の走りは?
飛躍の立役者 Fペイスに、SVOモデル
美しきベールをまとった「SVR」
SVOの中枢 テクニカルセンター

AUTOCAR JAPAN sponsored by Jaguar Land Rover Japan
text:Motohiro Yamazaki(山崎元裕)
photo:Satoshi Kamimura(神村聖)
location:河口湖ステラシアター

 

SVO版レンジローバー・ヴェラール登場

ジャガー・ランドローバー社でスペシャルモデルの生産や、カスタマーからのリクエストによるパーソナライゼーションなどを統括する「スペシャルビークルオペレーションズ(SVO)」。

日本にもすでにSVOの手による魅力的なモデルが上陸を果たしているが、SVOの成長とともに、今後はさらにそのバリエーションも増えていくことは確実なところ。

SVOの仕事とははたしてカスタマーに何を与えてくれるのだろうか。どれほどに美しく、そしてどれほどに速いモデルが、SVOのファクトリーからは生み出されるのか。

今回は日本でも人気の高性能SUVを連れて、その走りを楽しんでみた。

ヴェラールSVオートバイオグラフィー・ダイナミック・エディション試乗

日本市場でも2017年7月から販売開始されているヴェラールは、レンジローバーのラインナップでは、レンジローバー・スポーツとイヴォークの間に位置するミド・サイズのプレミアムSUVだ。

それが発表された時に、誰もがまず圧倒されたのは、ボディデザインの美しさ。

ボディサイズの余裕を生かすとともに、純粋に面構成の美しさを追求したそのスタイルは、どの方向から見てもレンジローバーというブランドのイメージどおりに上品で、また特別な気品を感じるものに仕上がっている。

そのヴェラールを素材に、ジャガー・ランドローバー社のカスタマイズ部門、スペシャルビークルオペレーションズ(SVO)がニューモデルを生み出すのだという。

最初にイメージしたのはドイツの高級車ブランドの作で、それと同じようなモデルが誕生するのであれば、ヴェラールのコンセプトやキャラクターには似合わないだろうと心配は募った。

0-100km/h加速を4.4秒(欧州仕様値)で走り切るSVOの最新作。4本出しのスイッチャブル・アクティブスポーツエグゾーストはV8の上質さを忘れない渇いた快音を響かせる。

ただ速く豪華なSUVというわけではなく、レンジローバーの世界をさらに魅力的に進化させカスタマーに伝えること。それこそがこのモデルの成否の鍵といえる。

レンジローバー・ヴェラール・ケンジントン登場
「英国王室ゆかりのエリアであり、モダンデザインの発信地でもある
ロンドンはケンジントンの名を冠した特別仕様車」