ミナーバの三和です。

足廻りの相談に来店されたアルファ156V6。リフトでクルマを上げてみますとブッシュやロアアームなども交換してある様子で大きな問題はなさそう･･･なんてやってましたらラジエーターからのクーラント漏れを見つけてしまいました。

というわけで足廻りよりもこちらの方が緊急度が高いですね〜となり、ラジエーターを交換することに。156のラジエーターはエアコンコンデンサーとカップリングファンをずらしてよけておいてから、フロント下部のメンバーを外して下側へ抜き出します。今や慣れたものなのであっという間ですが、けっこうタイトでパズルを解くような作りになっていますね。降ろしたラジエーターを見てみますと、案の定サイドタンクのカシメ部が一部大きく開いてしまっていました。

そしてもちろんラジエーターホースも交換します。ホース自体に亀裂などは見られなくても、接続部分のロックが効かなくなってホースがすっぽ抜けるのは目に見えてますからね〜。

さらにお約束のサブタンクもイイ感じにきつね色で膨張気味なので交換します。お客様が新品をストックされていたそうなのでそちらを使用します。これも手に入るうちに交換または部品を確保しておいた方がいいですね。