ミナーバの三和です。

アルファ155後期から156あたりのヘッドカバーを固定しているボルトはヨーロッパ車によく見られる星形のボルトで固定されています。このボルト、他にはヘッドボルトやクラッチカバー、クランクプーリーとけっこう大事なところに多用されています。

でもコレ、よく言われるトルクスネジじゃないんですよ。･･･というのはプロならば誰でもご存じかと思います。『Ride-CVでしょ？』･･･でもないんですよね。トルクスやCVは先端の形状がストレートなんですが、コイツは微妙にアールを描きながら先端がすぼまっています。USAGでは233シリーズで設定があります。名前は･･･ワカリマセン！

なんでこんな規格を使用しているのかはよくわかりませんが、硬く締まったコイツをCVで緩めようとすると、力がかからずに舐めてしまうんですよ。ヘッドカバー程度ならばCVでも大丈夫なんですが、ヘッドボルトやクラッチなどはヤバイです！　緩んだとしてもボルトを痛めてしまいますので、次はナメてしまう可能性が高いです！

といってもDIYでコイツが必要な部分までバラす方は多くないでしょうから一般のユーザー様にはあまり関係ないお話しですが･･･