同じ前期型だと思ったのに・・・
ミナーバの三和です。
「クルマの右側面をちょっと擦っちゃった・・・」というアルファ・ロメオ156V6のオーナー様。見てみると確かにフロントフェンダーから前後ドア、リアフェンダーまでうっすらと何かに擦った痕が・・・。一見するとダメージは少なそうだったのですが、ドアノブも引っかけたようで取付部が激しく変形していました。
こうなってしまうと新品のドアに交換か・・・とも考えたのですが、オーナー様は車両保険は掛けていないとのことでした。確かに現在の156の評価額からすると充分な額の車両保険には入れないのも事実なんですよね。
そこに運良く部品取り用に取っておいた156TSがあり、両方とも前期型だったので前後ドアを移植することにしました。しかし、実際に移植作業を始めるとドア内のハーネスが微妙に異なることが発覚。しかも車体側との接続カプラーは形状がまったく異なっていました。
コレ、実は同じ前期でもV6は極初期型でTSは前期の最終型でした。前期と後期ではパワーウィンドウのスイッチが異なるなど、ドア周りの電装系に互換性がないことはわかっていたのですが、同じ前期同士でも年式でここまで違うとは・・・。
結局、単なるドア交換に終わらず、ドア内のハーネスや電装部品もそっくり入れ替えることに。意外と手間がかかってしまいました。
ミナーバ
神奈川県横浜市港北区新羽町476
TEL:045-540-7117 FAX:045-540-7118
営業時間:10:00~19:00(土曜日は18:00迄)
定休日:日曜日、祝祭日
TEL:045-540-7117 FAX:045-540-7118
営業時間:10:00~19:00(土曜日は18:00迄)
定休日:日曜日、祝祭日