ストリートライフの吉野です。

以前にご紹介した十数年間不動だった、ランチア・デルタ・コレッツィオーネ。
エンジンのオーバーホールが完了し、十数年ぶりに始動しました。

続いてはボディのリフレッシュ作業の様子をご紹介します。
屋根のある場所にクルマを保管されていたということで、サビなどはほとんど見られませんでしたが、
塗装は色褪せ、クリアもめくれているような状態でした。

そこでオーナー様のご希望で全塗装を行うことになりました。
せっかく塗るのならば、塗装が長く美しく保つようにということで、
旧塗装膜を地金の状態まで取り除いて、下地をきっちりと処理してからの塗装を行いました。
コレッツィオーネのチャームポイントである、イエローとブルーのセンターストライプも
新しく貼り直して、ボディは見違えるようになりました。
もちろん、ボディのと掃除には前後ウィンドウを外して、負傷しやすい窓縁もしっかりと手当て、
縁ゴムも新品に交換することで、仕上がりもぐんと引き立ちます。

この後、さらに細かな部分のブラッシュアップを行えば、いよいよ完成です。