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車種問わず オイル管理の大切さとは

TESファクトリーの富澤です。

上の写真ですが、あるフランス車のディーゼル車のオイルパンを外した写真です。油圧ランプが点灯と言うことで入庫車輌です。

オイルパン内部もこんな感じで油圧を測定したら、0.5Kでした。通常アイドリングで冷寒時でしたら4~6K無いといけません。これではセンサーを変えても駄目ですね。

お客様がどういうスパンでオイル交換していたかと言うことは不明なんですが、ちょっとこれは交換時期だけの問題では無いかもしれません。

エンジンオイル、星の数ほど選択幅があります。それをどう選択するかという事も重要です。月2回位、買い物に行くだけの距離も乗らないお客様にサーキットでも大丈夫な高性能なオイルを入れても駄目です。

高性能なオイルほど添加剤が多く熱には強いが耐久性の落ち添加剤もあります。それとオイルを製造時に精製する時にうまく混ざらない成分もあります。

逆に安いオイルで油温が高くなると成分が壊れてしまいオイルの性能が落ちてしまう事もあります。

今回はどう言う理由でこうなったかは判りません。単にオイル交換のスパンが長すぎたからかもしれません。

距離も10万kmも視野に入る走行距離でした。予算も加味してクランクケース下部とオイルパンの清掃、オイルポンプストレーナーの清掃を行いました。上部(ヘッドカバー内)は清掃しませんでした。

清掃後のアイドリングでの油圧です。

後は、オイルの洗浄効果に任せて様子をみて乗ってもらうと言うことで納車しました。

当店のお客様も、車検から車検まで3000KM位しか走らないお客様も結構います。そうなると車検毎の交換で大丈夫だと思いますが、距離走る方や、山道、サーキットなどを多く走る方はオイル管理に気をつけてください。

TESファクトリー

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