リードの雪入です。
ここのところシトロエンのタイミングベルト交換が続いています。
今回はシトロエンでセバスチャン・ローブが、2004年から3年連続でWRCチャンピオン獲得を記念した限定モデルC4バイ・ローブが入庫です。
こちらは180psを発揮する1997ccの4気筒エンジンを搭載しています。
エンジンの完成度は高く信頼性にも優れるのですが、整備性が極めて悪いのが難点といえます。

今回は車検整備とタイミングベルト、ウォーターポンプの交換依頼となります。
予防措置としてテンショナー・ベアリングとウォーターポンプ、ドライブベルトも交換します。

シトロエンC4はエンジンがキッチリと収まっているので、簡単には交換できません。
クランク側のプーリーはフロント右サスペンションを外し、ホイールアーチ内からアクセスする必要があるのです。

同様にウォーターポンプもホイールアーチ内から作業します。
ゴムダンパーの入ったベルトプーリーの劣化が見られましたので、あわせて交換することにしました。
これで当面安心して乗れるはずです。