リードの雪入です。
ようやく仕事が一段落しましたので、レシーバーの修理に取り掛かりました。

検索でこの製品についての詳しい情報がヒットしませんでした。
譲り受けたのが28年前。それまでの期間を考慮すると1980年代初頭の製品だと推察出来ます。
えぇ、しぶとく愛用しています。

右側から音が出なくなったのと、イルミネーションが真ん中だけ点灯しているので修理しました。
イルミネーションは交流6V球。こんな電球はもう無いのでLEDに変換します。
白色を使うと違和感が出るので暖黄色LED に拡散キャップを被せて組み込みました。

アンプの故障の原因は、コンデンサーの液漏れでリードが断線していました。
今回はアンプ部のコンデンサーを全て交換しました。
オリジナルは0.47uFが付いていましたが、手持ちがありません。
ストックしていた1uFを付けたところ、レコードの高音域が弱くなってしまいました。

そこで0.47uFを取り寄せて付け替えると、聴きなれた元の音に戻りました。
どうもRIAAのフィルター回路だったようです。
無事動作出来るようになって満足です。