ボルボV40クロス・カントリー・ドライブ-E 3気筒プロトタイプ

公開 : 2015.01.06 23:50  更新 : 2017.05.29 19:08

■どんなクルマ?

これから先は4気筒より多い気筒数をもつエンジンの生産計画はない、というのがボルボのドライブ-E・パワートレイン計画における意見のひとつ。したがってユニークな5気筒や、従来の6気筒ユニットは今あるものが最後となる。

世間の潮流に合わせてダウンサイジングが取り急ぎの課題であるからこそ4気筒ドライブ-Eガソリン/ディーゼルが搭載されているものの、これに加えて新型の1.5ℓ 3気筒ターボ・ガソリン・ユニットを煮詰めているのが社内の現状。

ボルボはGEP3なるコードネームが与えられたこのユニットのCO2排出量を2020年までに95g/kmまで抑えることを目標としている。並行してハイブリッド計画も進めており、経済性に加えて追加分のパワーも期待できる。

今回のテスト車両のように、主にCMA(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー)を敷く小型モデルに組み合わせることを念頭に置いている一方、V60やS60、XC60など、より大きいモデルにも搭載を予定しているとのこと。

この3気筒ユニットをまずはV40クロス・カントリーに搭載したということで、われわれ一行はヨーテボリ本部にあるショート・トラックにて、その出来栄えを味わってみることにした。

厳密にいうと1477ccとなるパワープラントのボア・ストロークはφ82.0 × 93.2mm。基本的ないくつかのパーツはドライブ-E 4気筒ユニットと共用することにより生産コストを抑えることができ、その他の開発用資金が潤うというわけだ。

V40クロスオーバー用の初期ユニットがシングル・ターボ加給だったのに対して、より進歩的な過給器を組み合わせることにより181psまで最高出力を引き出そうとしている。

最大トルクに関しては22.4から27.0kg-m程度に落ち着くというのが大方の予想。出力ともに、より大きく重たいモデル・レンジへの最適化を図っていくとのことだ。

ATとMTの両方を組み合わせ、駆動方式は4WDも用意する予定、というのが現時点でのボルボのアナウンスである。

 
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