ダチア・サンデロ

公開 : 2012.07.24 15:01  更新 : 2017.06.01 01:00

8,995ポンド(109万円)という価格を引っさげて、ダチア・ダスターに代わるサンデロは9月のパリ・モーターショーでデビューする。ダスターのように戦略的価格がサンデロには付けられるようだ。

公式には下位モデルは、フォードフィエスタの7,000ポンドを目標としていたとダチアの親会社、ルノーは語っている。その価格までは至らなかったが、現在のダチアのフォームであれば、それは非常に割安感のあるモデルといえる。最終的には10,000ポンド(121万円)を1,000ポンド(12万円)切る9,000ポンド(109万円)に落ち着いた。

このスクープ写真が示すように、サンドロはその金額に見合うだけの個性豊かで表情があり、しかも現在のモデルよりも認識できるデザインを持つ。フロント・グリルや前後のバンパー、そしてヘッドランプは、より大きなダスターSUVの影響を大きく受ける。

ルノーはそのエンジンについてはまだ口を閉ざしたままだが、新しいサンデロは「素晴らしいテクノロジーとエンジン」を特徴とするといしてる。生産コストが高くなってしまったために、ルノー・クリオから新しいガソリン・ターボ・エンジンを搭載することはなさそうだ。お馴染みの1.2と1.6のノーマル・アスピレーションのガソリン・エンジンと、1.5dCiのディーゼル・エンジンは用意されそうだ。

新型は既存のルノー・日産のB0プラットフォームが使用されるため、現行のサンデロよりは大きくなる。ダチアは、標準的な5ドア・モデルを市場に出した後、6ヶ月後にはステプアウェイのソフト・ロード・バージョンも出す予定だ。そのモデルは、高い車高とルーフ・レールを持つモデルだ。

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